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2016.11.23 Wednesday

2016.11.3 奥秩父 笛吹川・東沢 東のナメ沢

2016.11.3 奥秩父 笛吹川・東沢 東のナメ沢

 

まる・NY

 

 

 

西沢渓谷駐車場(7:30)〜東のナメ沢出合い・登攀開始(9:15~9:30)〜登攀終了・休憩(11:00~11:50)〜一ノ沢から第1岩峰基部(13:00)〜鶏冠谷出合い(14:20)〜駐車場(15:20)

 

 

東のナメ沢のスラブ大滝は4段300mからなる、と「東京周辺の沢」をちらっと見て確認していたが、肝心の本を持ってくるのを忘れた。前夜発の出発がグダグダで、大慌てで準備し家を出たので、なんとロープも忘れ、これは横浜を出て中央道の相模湖手前で奇跡的に気付いて、取りにいったん戻らざるをえなかった。まるさんに迷惑をかけてしまった。そういうわけで道の駅についたのが3時半くらいで、もともと寝不足だったので最低3時間は寝たい!とお互い意見が一致し、翌朝の行動開始は7時半とこの時期にしては相当遅めになってしまった。

 

慣れ親しんだ東沢下流域の登山道をさーっと進み、9時過ぎに出合いについた。大滝を前に、4段構成というのがパッと見ではまったくわからない。下から見上げる限り、傾斜はかなり緩いのでどこまでもフリーで登れそうに感じる。しかしながら、「緩い」ということによって登攀距離の感覚が意外に狂わされるのを、後になって知った。というのも、当初、僕は

「一番上の方に見える滝っぽくなっているところまでとりあえず上がって、そこからロープを出しましょうか」

とまるさんに話していたから・・。最初はそれが1段目の終わりくらいかと思っていたのだが、後でトポを確認したところ実際はそれは3段目の滝だった。考えてみればすぐ分かるだろうに、トポによると1段目140m・2段目100m・3段目30m・4段目30mで合計300mになるらしいスラブ滝で、その3段目まで行ってしまったら、大滝もほぼ終わりに近い。ほとんど全部フリーで行きましょうと言ってるのと同じことだった。

とにかく傾斜が緩く簡単に感じたので、ロープを出す運びになるまでは、右岸側を適当にフリーで登ることにした。まるさんはクライミングシューズ、僕はラバー沢靴で登り始めた。

 

先行パーティが2組いた。1組は水流左(たぶん残置整備されたトポルート)、もう1組も同じくらいの高さでスラブ左の際をつないでいるようだ。

バーッと登って行って、水流ぞいを登っているほうのパーティを見ると、リードの方が5mくらいロープを伸ばしたところで行き詰まり、足が滑ってしまったようで急にザザーッと落ちて行き、ビレイヤーがナイスキャッチして事なきを得ていた。これには非常にびっくりし、まるさんと呆然と顔を見合わせた。スメアリングは沢での濡れ登攀では基本中の基本だが、それでいて結構難しい技術なので、あらためて気を付けて行きましょう、みたいなことを、まるさんと話したような話していないような。そして、僕もいいところでクライミングシューズに履き替えた。

水流ぞいは滑落を見て触る気も失せ、またフリーではなんだか怖そうだったので、左上バンドっぽいのを拾ってスラブを左の際に逃げるようなラインで登って行った。もう1組が同じラインにロープを伸ばしていたので申し訳なかったが、抜かせていただいた。このちょっと前くらいから、どうも結構上がってきちゃってる気がしてきた。というか、間違いなくそうだと分かった。そのため、おそらく2段目のどこかだったのではないかと思うが、左側のよさそうな藪でセルフを取って、そこから一応ロープを出すことにした。

トポも残置も無視というか、見ていなかったので、正確にはよくわからないが、多分、トポでいう全体6p中の3pくらいまでフリーで進み、4p目くらいからロープを出したことになろうかと思う。

 

最初のピッチは、左側の藪から緩いスラブをノープロで上がって、結局また藪とカムで切った(40m卦蕁法

 

2ピッチ目は、そこから、出合いから見えた3段目の水流まで、スラブを右上気味にトラバースして、水流の左側の凹角を登り、スラブをさらに少し進んだ。そこでロープがいっぱいになりそうだったので、ギリギリ伸ばして左側の木で切った(50m-級)。トラバースでは岩と岩のつなぎめに埋まった藪を軽く掘ると小カムやアングルが決められるし、凹角は唯一スメアリングのない普通の岩登り的内容で、残置もあったがカムもハーケンも入れ放題だった。

しかし、ロープ長からなんとか左の木でピッチを切ったので、足元がぐっしょり濡れた腐葉土だった。これで随分クライミングシューズが濡れてしまい、フリクションに不安を覚えることになった。まるさんは楽しそうにさくっと上がってきた。

 

3ピッチ目は、左の木からまた水流に向けてスラブをトラバースしていって、4段目水流の左側のスラブを登った(40m控蕁法2寝鵑皀轡紂璽困鮗蠅肺罎鵑世、トラバースでさっそく足が滑りそうになり、猛烈に本気になった。水流手前でカムで1本とり、水流左のスラブをバランスクライミングで数手上がったところに、小さなフレークがあった。それにノーハンドで乗り込むと、そこから上は大理石のようにすべすべした白いスラブだった。これは・・・。手がかりがまったくない。

それで水流右のほうが簡単だろうと思ったが、クライムダウンして右に移動する考えは浮かばなかった。正直のところ、4段目を目の前にして、難しそうに見えた左のラインを最初から登ろうと思っていたのだ。しかしながら、いろいろ逡巡した。支点はだいぶ左下できめていて、そこからランナウトしていたので、墜ちたらどうなるか。いや〜もう1本、近くにとれなかったらちょっと行けないなぁと結論し、足元を凝視すると、乗り込んでいる小フレークにナイフブレードがなんとか入りそうなリスが見えた。かなり無理な体勢で打ち込んだ。意外にいい感じで入った。まるさんに、沢で初めて「張り気味でお願いします」とあまり意味のないことを言ってしまった。無理な体勢でさらにシューズを揉みまくった。

意を決して乗り込んだ白いスラブの核心は、多分6歩くらい。目が飛び出そうなくらい足元を凝視して、1歩、2歩、3歩・・・。4歩目で一瞬滑り、「うお」と悲鳴を上げながら体幹で耐え、あとはバーッと抜けることができた。落ち口でロストアローとカムで切った。

まるさんは白いスラブで「なんだこりゃー」みたいなことを、楽しそうに言っていた。小フレークにきめたハーケンをなんとか抜いてくれ、核心はやっぱり楽しそうにさくっと登ってきた。

 

時間は11時。予想以上に早く大滝が終わり、時間にゆとりができたのでくつろいだ。大滝上は平らで居心地よく、眺めもよく、とっても感じのよいところだ。

 

詰めは、ガレガレの一ノ沢に入り、ある程度登ったところで右側から涸棚で出合うガレルンゼに進路を変えた。終始ガレガレで水流もほぼなく、終わった感が漂う。すぐに右側の支尾根が近くなってきたので、ルンゼから尾根に進路を変え、以降は尾根に微妙に上がらない程度で、尾根と並走する形で苔た樹林を上がった。空が近くなってきて、最後は1分の藪漕ぎで、ちょうど第1岩峰基部に詰め上がった。

一ノ沢を詰め上がると、下山では迷いやすいという鶏冠尾根の岩稜縦走をある程度こなさないといけないので、岩稜の末端にあたる第1岩峰に直接詰め挙げられるこの詰めルートは、時間がないときなどには有効かもしれない。

登山道は短い間隔でピンクテープが貼られており、よく整備されていた。とくに鶏冠谷に近い下部の尾根は、非常に気持ちの良い登山道だった。僕は翌々日も山の予定だったので、膝に負担をかけないようにとゆっくりペースだったが、まるさんは子どものように走って下りていた。

 

今年は西沢渓谷の紅葉はイマイチだったが、天気もよく晴れ、気持ちの良い秋の沢登りができました。

まるさんと1本沢登りができてよかったです。

 

NY

 

 

東のナメ沢の全景。

 

右岸を登り始めたところ。

 

2p目、3段目を抜けたところ。

 

4段目の水流左のライン。こうして見るとなんでもないように見えるが、結構しびれた。

 

4段目を上から。人物のちょうど左下くらいが核心の白いスラブ。

 

大滝上から見上げると、2つのスラブ滝と、第3岩峰が見える。

 

一の沢はガレガレとなり果てている。写真真ん中くらいに右から涸棚があり、そちらへ進んだ。そこから稜線まで20〜30分ほど。

 

下山の鶏冠尾根は気持ちの良い登山道でした。

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