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2016.04.11 Monday

2016/4/9-10 越後駒ケ岳 滝ハナ沢右岸尾根

2016/4/9-10 越後駒ケ岳 滝ハナ沢右岸尾根

メンバー:さいとう(ヒロ)単独


以前より眺める度に滝ハナ沢からそそり立つ大きな壁を控える鋭いリッジが気になっていた。


滝ハナ沢右岸尾根 主稜線直下より


9日朝、銀山平 石抱橋より白沢林道を北ノ又川上流に向け歩き始める。
白沢を渡渉し、暫く行くと河原が無くなり、北ノ又川左岸は切り立ち、へつれそうも無いので密藪を約2時間の大高巻き。
結局、滝ハナ沢出合まで4時間も掛かってしまった。


滝ハナ沢出合


渡渉点

融雪で増水した滝ハナ沢をパンツ一丁での渡渉。
裸足でキックステップを切り対岸の雪上へと這い上がる。もはや拷問です。(もはや変態?)
そこからは、樹林帯の急登を上へ上へと登る。


芝沢からのJPを越えると稜上の雪面は切れまくり。


大分、登ってきた。



この先は腐った雪の状態では太刀打ち出来そうも無いので、一日目の行動はここまでとする。



10日朝、会津方面から朝日が登る


痩せたリッジ上に巨大なブロックが不安定に乗っている

滝ハナ沢側は300m程すっぱりと切れ落ちたリッジから、空中へと張り出したブロックを慎重に越えて行く。









細いリッジを綱渡りのように歩いたり、四つん這いになったり、側面に乗り出してバックステップでのトラバースだったり。
キックステップした足元の先には滝ハナ沢の谷底が真下に見えてたりで緊張感のある登高が続く。
途中何度も、対岸の左岸尾根でのブロック崩壊が轟音を響かせていた。もう、やめてくれって感じ



やっと広い雪面に出て一安心。
あとは、雪壁を一番高い方へと上り詰めると主稜線上に出た。
越後らしさをギュッと詰め込んだ素晴らしい尾根だった。


主稜線上から滝ハナ沢右岸尾根

越後駒ケ岳頂上を踏んだ後、駒ノ小屋へと下りている最中、先程登ったばかりの滝ハナ沢右岸尾根上の大きなブロックが崩壊して滝ハナ沢の谷底で砕け散った。
ギリギリだった。


銀山平近くまで下りてくると沢沿いには土で汚れた崩壊ブロックが散乱し、そのすぐ脇にはフキノトウが競うように肩を並べている。
もう、雪稜のシーズンも終わりなんだなと、あらためて感じた。
雪渓の溶ける頃、また、この山に帰って来よう。
「さて、今年はどこの沢を登ろうか」
「そして、また雪が山を覆い尽くしたら、どこの尾根を登ろうか」
帰り際、銀山平から春霞の向こうに一際堂々とした滝ハナ沢右岸尾根が聳えていた。
一礼を済ませ家路についた。  山に感謝の意を込めて

さいとう
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